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【VB.NET入門】学ぶメリット・知識ゼロから始める手順全まとめ!
「VB.NETの入門知識を網羅したいけど、何から学べばいいんだろう……」
「VB.NETの特徴や学ぶメリットだけでなく、始め方も知りたいな……」
と思っていませんか?
どうせ始めるなら、特徴や学習するメリットを知った上で始めたいですよね。そこで今回は、VB.NETの特徴や学ぶメリットについて解説します。
知識ゼロからVB.NETを始める手順についても解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- SE
- VB.NETを基礎から学びたいけど、私でもわかるかな?
- PM
- VB.NETは始めてでも始めやすい言語だから、おすすめだよ!1つずつ解説していくね。
※この記事は、Visual Basicの16.0で動作確認しました。
目次
VB.NETとは?特徴をまずは知ろう!
VB.NET(ヴィジュアル ベーシック ドットネット)は、Microsftが開発したプログラミング言語です。特徴は、以下のとおりです。
・.NET系のアプリ開発ができ、汎用性が高い
・昔からある言語でネットに情報が豊富
・初めてプログラミングを学ぶ人におすすめの言語
「.NET系」のアプリが開発できるため、業務系システムに強いです。また、「ASP.NET」を使ってWeb開発もできます。
学習の難易度 + 作れるアプリの汎用性で考えても、おすすめの言語と言えるでしょう。
VB.NETを学ぶ3つのメリット
次に、VB.NETを学ぶメリットを、以下3つに分けて解説します。
1.開発環境の構築が簡単&無料で作れる
2.画面の作り方がシンプルなので始めやすい
3.小規模ツールから大規模アプリまで作れる
1つずつ詳しく解説しますね。
1.開発環境の構築が簡単&無料で作れる
1つ目は、「開発環境の構築が簡単&無料で作れる」ことです。Microsoftが開発している統合開発環境『Visual Studio』を使えば、無料で開発環境が作れます。
ダウンロードして簡単にインストールできるので、手間もかからないのでおすすめです!
2.画面の作り方がシンプルなので始めやすい
2つ目は、「画面の作り方がシンプルなので始めやすい」ことです。
VB.NETでは、フォーム(画面)を使ったアプリ開発ができます。でも、「画面を作るのって大変そう……」と思った方もいるのではないでしょうか。
VBでは、「ツールボックス」から部品(テキストボックスやボタンなど)を選んでドラッグ&ドロップするだけで、簡単に画面が作れます。選んで配置するだけなので、画面を作るのがとっても簡単です。初めてアプリ開発に挑戦する方にも、おすすめです。
3.小規模ツールから大規模アプリまで作れる
3つ目は、「小規模ツールから大規模アプリまで作れる」ことです。
画面を作ったアプリ開発もできますが、「計算処理を自動化するちょっとしたツール」も作れます。用途に応じて様々なツール・アプリが作れるので、初めて学ぶ方でも始めやすい特徴があります。
時間を書ければ大規模な業務効率化アプリも作れるので、1つずつ学んでいくと良いでしょう。
【画像付き】VB.NETを始めるための環境構築方法
ここからは、VB.NETの環境構築方法を、以下2つに分けて解説します。
1.Visual Studio Communityをダウンロード
2.Visual Studio Communityのインストール
1つずつ詳しく解説しますね。
1.Visual Studio Communityをダウンロード
Visual Studio Communityのダウンロードは、とっても簡単です。「MicrosoftのVusualStudioダウンロードページ」にアクセスし、以下のように「無償ダウンロード」をクリックするだけです。
出典:Downloads – Visual Studio – Microsoft https://visualstudio.microsoft.com/ja/downloads/
「vs_community__XXXXXXXXXX.XXXXXXXXXX.exe」形式のファイルがダウンロード出来れば、成功です。
2.Visual Studio Communityをインストール
次に、Visual Studio Communityのインストール手順を解説します。手順は、以下のとおりです。
1. ダウンロードしたファイルを開く
2. 「Visual Studio Installer」で「続行」をクリックし、インストール
3. ワークロードの中からVB.NETに関係のあるものを選択し、「インストール」をクリック
4. 「再起動が必要です」のメッセージで、「再起動」ボタンをクリック
5. Windowsボタンを押して「Visual Studio」を検索し、「Visual Studio Community」をクリックして起動
1つずつ画像付きで解説しますね。
1. ダウンロードしたファイルを開く
2. 「Visual Studio Installer」で「続行」をクリックし、インストール
続行ボタンを押すと、以下のようにインストールが開始されます。
3. ワークロードの中からVB.NETに関係のあるものを選択し、「インストール」をクリック
VB.NETは、WindowsアプリだけでなくWebアプリ開発もできます。そのため、Webアプリ開発ができる「ASP.NET」を含めた、以下3つを選択しましょう。
・ASP.NET と Web開発
・.NET デスクトップ開発
・ユニバーサル Windows プラットフォーム開発
4. 「再起動が必要です」のメッセージで、「再起動」ボタンをクリック
クリック後すぐに再起動が始まってしまうので、データが消えると問題がありそうなファイルは、保存してからボタンをおしましょう。
5. Windowsボタンを押して「Visual Studio」を検索し、「Visual Studio 〇〇〇〇」をクリックして起動
クリックすると、初回のみ以下のようにログイン画面、開発設定画面が表示されます。
「Visual Studioの開始」をクリックすれば、起動できます。
知識ゼロからVB.NETを始める具体的な手順
ここからは、VB.NETをこれから始める方向けに、具体的な手順を解説します。1つずつ詳しく解説しますね。
1. Visual Studioを開き、「新しいプロジェクトの作成」をクリック
2. 言語を「Visual Basic」に設定し、「コンソール アプリ(.NET Core)」を選択し、「次へ」をクリック
3. プロジェクト名を入力し、「作成」をクリック
4. プロジェクトタブの「モジュールの追加」をクリック
5. モジュールの名前を入力し、「追加」をクリック
追加すると、以下のようにモジュールが追加されます。
6. 左側のコードウィンドウに、「メッセージをログに表示する簡単なコード」を入力
ログを出力するためのコードは、以下のとおりです。
1
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3
4
5
|
Module TestModule1
Sub Main(args As String())
Console.WriteLine("Hello World!")
End Sub
End Module
|
TestModule1の中にMainメソッドを作り、「Hello World!」を実行するプログラムを書いています。「Console.WriteLine(表示したい文字)」はプログラムを書く上でよく使うので、覚えておくと良いでしょう。
7. デバックタブから「デバックの開始」を選択し、コードを実行
実行すると以下のようにコンソールが起動され、コードに書いたメッセージが表示されます。
VB.NETのスキルを鍛えたい方向けのおすすめ学習手順
「VB.NETの環境はできたし簡単なコードは実行できたけど、これからどうやって学習すればいいんだろう……」と思った方もいるのではないでしょうか。
おすすめの学習手順は、以下のとおりです。
・レベル1:基礎を学ぶ
・レベル2:身近な作業を効率化するツールを作ってみる
・レベル3:チームや部の効率化になるアプリを作ってみる
・レベル4:仕事としてVB.NET案件に挑戦してみる
まずは、VB.NETの書き方の基礎を覚えていきましょう。具体的に言うと、以下を覚えていくイメージです。
・変数
・配列
・条件式(If文)
・ループ処理(for文)
・関数
・戻り値
※言葉の意味がわからなくても、最初は大丈夫です
「VB.NET 変数」「VB.NET 配列」のようにググるとすぐに書き方が出てくるので、参考にしつつ基礎を学んでいきましょう。
それができたら、身近な作業を効率化するツールを作ってみるのがおすすめです。ツールの作成に慣れてきたら、自分だけでなくチームや部内で使えるようなツールを作ってみましょう。VB.NETでは、フォーム(画面)を使ったアプリも作れます。
少しずつできることを増やしつつ、作業効率を上げるツールを作っていくと良いでしょう。
まとめ
今回は、VB.NETの特徴・学習するメリット・具体的な始め方について解説しました。
VB.NETでコードを書いて実行する方法がわかったら、基礎を学んでいくと良いでしょう。作れるツールが増えてくると、どんどん学ぶのが楽しくなってきますよ。
ぜひ、簡単なところからでいいので、挑戦してみてくださいね。
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