
AWSの提供するRDSの機能7つ|利用料金やメリットもあわせてご紹介!
目次
そもそもリレーショナルデータベースとは
リレーショナルデータべースとは、大量の関連性のあるデータを表形式で保管しているデータベースのことです。
リレーショナルデータベースでは、データの完結性、正確性、一貫性によってデータの完全性を保っており、正確で信頼性の高いデータを利用できるようにしています。
リレーショナルデータベースでデータの追加や削除、更新などを実行する際には、SQLと呼ばれる言語を使用します。
AWSのRDSとは
AWSのRDSとは、リレーショナルデータベースを簡単に扱えるようになるAWSのサービスです。
AWSのRDSを使用すると、クラウド上に簡単にリレーショナルデータベースをセットアップやオペレーションできるようになります。
AWSのRDSでは、Amazon AuroraやPostgreSQL、MySQLなどのデータベースエンジンを利用でき、既存のデータベースも簡単に移行できます。
AWSが提供するRDSの機能7つ
RDSは、クラウド上で簡単にリレーショナルデータベースを扱えるようになるサービスで、AWSが提供しているRDSの機能には、さまざまなものがあります。
例えば、マルチAZオプション、パッチ作業の自動化、レコメンデーション、リードレプリカなどの機能があります。
ここでは、AWSが提供するRDSの機能について、7つ紹介していきます。
RDSの機能1:マルチAZオプション
1つめのRDSの機能は、マルチAZオプションです。
マルチAZオプションとは、データベースの可用性と持続性を高めるために、異なるアベイラビリティゾーン(AZ)のスタンバイインスタンスにデータを複製することです。
マルチAZオプションによりデータの可用性が高まっており、システムにエラーが発生したり、データが破損したりした場合でも、問題なくデータベースを利用できることでしょう。
RDSの機能2:パッチ作業の自動化
2つめのRDSの機能は、パッチ作業の自動化です。
パッチ作業とは、リレーショナルデータベースのソフトウェアを最新の状態に保つために、ソフトウェアをアップデートすることです。
RDSではパッチ作業の自動化により、最新のリレーショナルデータベースを利用するための手間がかかりません。また、データベースインスタンスにパッチを適用するタイミングを指定できるなど、柔軟な利用ができます。
RDSの機能3:レコメンデーション
3つめのRDSの機能は、レコメンデーションです。
レコメンデーションとは、ユーザーのデータベースインスタンスの設定や使用状況などを分析して、ユーザーにとって最適な使用環境を構築するためのガイダンスのことです。
データベースのバージョンやストレージ、インスタンスタイプ、ネットワークなどの使用状況を分析し、レコメンデーションによってより適した環境を紹介してくれます。
RDSの機能4:リードレプリカ
4つめのRDSの機能は、リードレプリカです。
リードレプリカとは、読み取り頻度の高いデータベースの負荷を分散するために、データベースインスタンスのレプリカを複数作成する機能のことです。
リードレプリカによりデータベースを読み込む負荷を分散できるので、データベースの読み込み速度を向上させられます。リードレプリカは、 MySQLやMariaDBなどのエンジンで利用できます。
RDSの機能5:スナップショット
5つめのRDSの機能は、スナップショットです。
スナップショットとは、Amazon S3へデータベースのデータを保存する、ユーザー主導型のバックアップのことです。
データベースのスナップショットは、データベース内のすべてのデータに対してバックアップを取るフルバックアップとして動作しますが、追加で使用するストレージ分だけ料金が発生するので、コスト効率を高められます。
RDSの機能6:バックアップの自動化
6つめのRDSの機能は、バックアップの自動化です。
RDSでは、自動バックアップ機能によりデータベースとトランザクションログをバックアップし、データベースインスタンスのポイントタイムリカバリができるようになります。
自動で実行されるバックアップの期間は、35日間までユーザーが設定でき、データベースがクラッシュした際などにインスタンスを復元できます。
RDSの機能7:他サービスとの連携ができる
7つめのRDSの機能は、他サービスとの連携ができることです。
RDSは、Amazon S3などの他のAWSのサービスと連携でき、便利な機能を追加できます。
例えば、AWSのKMSと連携させて、KMSで管理するキーを利用してデータベースを暗号化すれば、セキュリティ面を強化できます。また、AWSのHSMにより、安全に暗号化キーを生成、保存、管理できるようになります。
AWSの利用料金の詳細
AWSにはRDS以外にもさまざまなサービスがあり、AWSの利用料金にはさまざまな形態があります。
AWSの料金体系には、使用した分だけ料金がかかる従量課金制や、使用量を予約して料金を払う形態などがあり、使用目的や用途に合った料金体系を選ぶことが大切です。
ここでは、AWSの利用料金の詳細や、RDSの場合の料金などについて紹介していきます。
AWSの料金体系
AWSの料金体系は、従量課金制と予約して調節する料金体系の2つのパターンがあります。
従量課金制では、ユーザーが利用したリソース分だけ料金が発生し、過剰にコストをかけたりリソース不足に陥ったりするリスクを軽減できます。使用量を予約して支払う方法では、従量課金制よりも低いコストでAWSを利用できます。
AWSでは、どの料金体系でもサービスの使用量が多くなるほど、GBあたりの料金が安くなります。
RDSの場合
RDSでは、AWSにある料金体系とは別に、RDS独自のプランもあります。
AWSは基本的には従量課金制で、使用した分だけ料金が発生する料金体系ですが、RDSのような一部のサービスでは、使用量を予約してコストを削減できるリザーブドインスタンスを選択できます。
また、Microsoftの製品に関しては、ライセンス持ち込みプランを選択できます。
ライセンス持ち込みプラン
MicrosoftソフトウェアをAWSで利用する場合には、ライセンス持ち込みプランを選択できます。
Microsoftソフトウェアのライセンスを購入済みの場合には、AWSにライセンスを持ち込んで使用でき、既存のライセンスを使用しつつ、クラウド効率性のメリットを活用できます。
Amazon EC2 専有ホストでは、通常のAWSよりも高いコスト効率でMicrosoft SQL Serverなどを利用できます。
リザーブドインスタンス
リザーブドインスタンスとは、必要なリソースやインスタンスを予約することで、従量課金性よりも安くRDSを利用できるプランです。
RDSでは、他のAWSサービスとは違いリザーブドインスタンスを選択でき、RDSの利用に必要なコストを削減できます。
RDSのリソース量が一定のアプリケーションや、長期間稼働するアプリケーションでの利用などに向いています。
RDSを使うメリット4つ
RDSは、簡単にクラウド上にリレーショナルデータベースを構築できるサービスで、RDSを使うメリットには、さまざまなものがあります。
例えば、安価で利用できること、楽に運用できること、高速稼働できること、高いスケーラビリティの実現などがあります。
ここでは、RDSを使うメリットについて、4つ紹介していきます。
RDSを使うメリット1:安価で利用できる
1つめのRDSを使うメリットは、安価で利用できることです。
RDSは、実際に使用したリソース分だけ料金が発生し、無駄な料金が発生しないので、高いコストパフォーマンスを発揮します。
また、短期間だけ利用したい場合にはオンデマンド料金のオプション、長期間利用したい場合にはリザーブドインスタンスなど、使用状況に応じて最適なプランを選択できます。
RDSを使うメリット2:楽に運用できる
2つめのRDSを使うメリットは、楽に運用できることです。
RDSは、クラウド上にリレーショナルデータベースを構築できるので、データベースソフトウェアやハードウェアなどのメンテナンスが不要で、オンプレミスよりも簡単に運用できます。
また、データベースのセットアップやバックアップなどの管理タスクを自動化でき、データベースの管理も簡単にできます。
RDSを使うメリット3:高速稼働
3つめのRDSを使うメリットは、高速稼働です。
RDSは、HDDよりも高速なSSDベースのストレージを利用していて、膨大な量のデータでも高速に処理できます。
SSDベースのストレージは、高性能OLTPアプリケーション向けに最適化されたSSDストレージと、コスト効率の良い汎用SSDストレージがあり、どちらも高い処理速度により優れたパフォーマンスを発揮します。
RDSを使うメリット4:高いスケーラビリティの実現
4つめのRDSを使うメリットは、高いスケーラビリティの実現です。
スケーラビリティとは、ストレージやメモリなどのリソースの自由度のことで、スケーラビリティが高いと、目的に応じてリソースのスペックの変更ができます。
RDSはスケーラビリティが高く、データベースのコンピューティング容量やストレージ容量などを、ダウンタイムなしで簡単に調節できます。
AWSが提供するRDSの機能や料金を知ろう
ここまで、AWSの料金やRDSの機能、RDSを使用するメリットなどについて紹介してきました。
RDSは、クラウド上で簡単にリレーショナルデータベースを構築し、運用ができる優れたサービスです。
リレーショナルデータベースを利用する方は、ぜひAWSが提供するRDSの機能や料金について知って、RDSを利用してみてください。