
AWS Backupについて解説|AWS Backup使用方法とは?
目次
AWSについて
今回はAWS内のサービスであるAWS Backupについて詳しく簡潔に解説していこうと思います。
AWSとは、Amazon Web Services(アマゾン ウェブ サービス)のことです。ウェブサービスだけではなく、様々なインフラストラクチャーサービスを提供している便利なサービスです。
そのサービスの中のAWS Backupの使用方法、料金設定などを紹介いたします。
AWS Backupについて
AWSにはデータのバックアップ機能、AWS Backupがついています。AWS Backupとは、完全マネージド型のバックアップサービスです。
AWS内のサービス全体にわたり、データのバックアップを一元化や自動化してくれるとても便利な機能です。他にも様々な機能があるので紹介していきます。
そもそものバックアップ機能とAWS Backupとの違い
そもそものバックアップとは、万が一パソコンやスマートフォンなどが壊れてしまったり、買い替えたりしたときに前もってクラウドサービスにデータを保存しておくことをいいます。
AWS Backupはその他にも通常のバックアップには無い様々なメリットがあります。
つまり何が違うのかというと、AWS内の一元化されたバックアップシステムです。
バックアップコンソール、バックアップ API のセット、コマンドラインインターフェイスなどが用意されていて、Amazon EBS、Amazon EC2、Amazon RDS、Amazon DynamoDB、Amazon EFS、AWS Storage Gateway などのAWSサービス全体のバックアップデータを管理できるものになります。
AWS Backupの特徴4つ
AWS Backupには様々な便利機能がついています。機能が多すぎてどの機能使えばいいのか分からないなど困る方も多いはずです。
その中でAWS Backupの主な特徴を「バックアップの自動化」や「コンプライアンス対策」といった4つ紹介します。
AWS Backupの特徴1:バックアップの自動化
まず1つ目は、AWS Backupではバックアップを自動化にすることができます。
AWSのサービス全体のデータを一元化してバックアップを簡単に自動化することができるのです。この機能を使えば1つ1つバックアップを取らなくてもいいのです。
AWS Backupの特徴2:コンプライアンス対策
2つ目は、AWS Backupでは、様々なコンプライアンス対策がなされています。
例えば、バックアップポリシーの適用、バックアップの暗号化、バックアップ操作の監査を中央コンソールから行うことで、バックアップに関するコンプライアンス基準を満たします。
他にも、Backup Vaultでリソースベースのアクセスポリシーを適用することにより、全ユーザーがBackup Vault内のバックアップにアクセスできます。
これによりAWS全体のバックアップに対するアクセスが簡単かつセキュアに管理することで、コンプライアンス要件を満たしてくれます。
AWS Backupの特徴3:AWSサービス全体の管理
3つ目は、AWS Backupを利用すればサービス全体のバックアップを管理できます。
AWS Backupで一元化されたバックアップコンソールでは、バックアップとバックアップアクティビティログが一括で表示されるため、バックアップの監査が楽にできます。加えて、バックアップポリシーを設定することで簡単かつ確実にデータを保護できます。
AWS Backupの特徴4:バックアップデータの保護
4つ目は、AWS Backupのバックアップデータを転送時と保管時に暗号化することにより、バックアップデータを保護してくれます。これのよりバックアップデータを安心して保存することができます。
AWS Backupの料金について
AWS Backupの料金の仕組ですが、その月に使用したバックアップストレージ量が月末に請求されます。
バックアップデータは復元した容量ごとに料金が発生します。最低料金および初期費用は無料となっています。ストレージ使用量は「GB(ギガバイト)-月」を単位として測定され、データ量はその月で復元されたGB(ギガバイト)単位で測定されます。
料金設定は以下の通りです。
リソースタイプ | ウォームストレージ |
---|---|
AWS EFS File Systemバックアップ | 0.06USD/GB |
AWS EBSボリュームスナップショット | 0.05USD/GB(月額) |
AWS RDSデータベーススナップショット | 0.095USD/GB(月額) |
AWS Auroraクラスタースナップショット | 0.023USD/GB(月額) |
AWS DynamoDBテーブルバックアップ | 0.114USD/GB(月額) |
AWS Storage Gatewayボリュームバックアップ | 0.05USD/GB(月額) |
AWS FSx for Windowsファイルサーバーのバックアップ | 0.05USD/GB(月額) |
AWS FSx for Lustreバックアップ | 0.05USD/GB(月額) |
AWS Backupの使用方法3つ
機能が分かっても使い方が分からなかったり困ることがありますので、ここからはAWS Backupの使い方を解説いたします。
AWS Backupの主な使用方法として、「重要な保存データのバックアップ」「バックアップの自動化と管理」「シームレスなバックアップ」の3つを解説していきます。
AWS Backupの使用方法1:重要な保存データのバックアップ
AWS Backupでは、バックアップ、バックアップスケジューリングの自動化、保持ポリシーの設定、直近のすべてのバックアップ操作および復元操作をAWSのリソースで設定と監査ができます。
単一の中心地が提供されます。よって、AWSのストレージボリューム、データベース、ファイルシステムの保護が簡易化されるのです。
AWS Backup対応のリソース
AWS Backupの対応するリソースまとめましたのでご確認下さい。
AmazonFSxファイルシステム、AmazonEFSファイルシステム、DynamoDBテーブル、AmazonEC2インスタンス、AmazonEBSボリューム、AmazonRDSデータベース
AWS Backupの使用方法2:バックアップの自動化と管理
AWS Backupでは、中央バックアップコンソールを使用してバックアップポリシーを設定することで、シンプルなバックアップ管理ができます。
また、AWSのサービス全体のアプリケーションデータを簡単かつ確実にバックアップを保護することができます。
AWS Backupの使用方法3:シームレスなバックアップ
AWS Backupでは、クラウドストレージをシームレスに使用するためのハイブリッドストレージサービスであるAWS Storage Gatewayと統合されています。
そのため、AWS Storage Gateway ボリュームに保存されているバックアップデータはAWSクラウド内に安全に保存できます。また、Amazon EBSにも対応しているため、AWSクラウドまたはオンプレミス環境にボリュームを復元することもできます。
AWS Storage Gateway
AWS Storage Gatewayとは、オンプレミスから実質無制限でクラウドストレージへのアクセスを提供するAWS内のハイブリッドクラウドストレージサービスです。
Storage Gatewayを使用すると、ストレージ管理を簡素化して主要なハイブリッドクラウドストレージのユースケースでコストの削減に役立ちます。
AWS Backupについて理解しよう
AWSで利用できるフルマネージド型のバックアップサービスであり、AWSサービス全体のバックアップを一元化して簡単にバックアップを作ることができるサービスです。
それに加え低コストで行えるバックアップの自動化、バックアップの管理、コンプライアンスの確保など魅力が沢山詰まっています。
AWS Backupはとても便利な機能が多いのでAWSご利用の際は是非活用してみて下さい。