
AWSのAmazon SNSの特徴9選|注意点もあわせて解説
目次
AWSのAmazon SNSとは
AWSのAmazon SNSはクラウドからの通知のセットアップや操作、送信を簡単に実現するWebサービスです。
Amazon SNSとは「Amazon Simple Notification Service」を略したもので、サーバーを用意していなくてもアプリケーションからの通知を可能にするものです。
Amazon SNSではエンジニアがWebスケールのコンピューティングを簡単に実現できるように設計されています。
Amazon SNSでサポートされているプロトコル3選
Amazon SNSでサポートされているプロトコルをご紹介します。
Amazon SNSのトピックでサブスクライブされているサブスクライバーは、サポートしているプロトコルの1つを使用してメッセージや通知を行います。
Amazon SNSで利用できる通知プロトコルには、HTTP、SMS、AWS Lambdaなどの種類があります。ここではAmazon SNSでサポートされているプロトコル3選をご紹介します。
SNSのプロトコル1:HTTP
HTTPはWebブラウザを使ってWebサーバーにアクセスするために利用されるプロトコルです。
Webサイトのアドレスバーに表示されている「http://www.~」の「http:」部分です。HTTPはWebブラウザへのアクセスのために用いられるだけでなく、APIを介したデータ提供やモートのシステム操作などにも利用されています。
また、セキュリティが強化されたHTTPSもSNSでサポートされています。
SNSのプロトコル2:SMS
SMSはSMSメッセージの送信に用いられるプロトコルです。
SMSのテキストメッセージは、日本語であれば70字程度の短いメッセージを送信先の電話番号へ送信する仕組みになっています。プロトコルとしては、発信元も正当な携帯電話番号もしくはそれに準ずる番号を用います。
SMS認証は一から準備すると非常にコストがかかりますが、Amazon SNSを利用することでSMSを利用することができます。
SNSのプロトコル3:AWS Lambda
AWS Lambdaはサーバーのプロビジョニングや管理をすることなくコードを実行できるプロトコルです。
AWSが提供しているサービスの1つで、イベントの発生に応じてプログラムを実行するサーバーレスの環境を提供します。
AWS Lambdaを利用することによりプログラム実行のためのサーバーが不要となるため、開発者は実行したい処理の開発のみを行うだけで済みます。
AWSのAmazon SNSの特徴9選
AWSのAmazon SNSの特徴をご紹介します。
Amazon SNSを利用することにより、開発者はサーバーレスで通知機能が実装できる点が大きな魅力です。また、利用するのに初期費用などもかかりません。
ここではAWSのAmazon SNSの特徴9選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
Amazon SNSの特徴1:モバイルのプッシュ通知配信
AWSのAmazon SNSを利用することで、モバイルのプッシュ通知を行うことができます。
AndroidやiOSなどのスマートフォンに対してプッシュ通知の配信が可能です。プッシュ通知はネットショッピングで購入した商品の発送通知や、近年ではフリマアプリに出品している商品が購入された際にも活用されています。
プッシュ通知はメールなどとはまた異なったアプローチが可能で、高いエンゲージメントを実現します。
Amazon SNSの特徴2:コストを抑える
AWSのAmazon SNSを利用することで、他のツールを利用するよりもコストを抑えることができます。
AWSで提供されているクラウドコンピューティングサービスは、使った分だけ請求される従量課金制となっています。
また、Amazon SNSには導入費用や前払い料金、最低料金などを支払う必要もありません。そのため、余分なコストを掛けずに利用することができます。
Amazon SNSの特徴3:サポートの強化
AWSのAmazon SNSを利用することで充実したサポートを受けることができます。
Amazon SNSにはバリエーションの豊富なソフトウェア開発キットが用意されています。そのため、プログラミング言語のせいで導入できないといったケースはまずありません。
さらにEclipseやVisual StudioなどのIDEの利用も可能なので、開発や導入のサポートを強化することができます。
Amazon SNSの特徴4:アプリケーションとの統合が容易
AWSのAmazon SNSを利用することで、アプリケーションとの統合も簡単に行うことができます。
Amazon SNSは最小限の初期開発の工数しかかからないシンプルなAPIとなっており、メンテナンスや管理のためのコストもかかりません。
さらに、アプリケーションに強力な通知システムを組み込むことができる簡単なメカニズムを提供します。
Amazon SNSの特徴5:利用しやすい
AWSのAmazon SNSは簡単に利用できます。
Amazon SNSは非常にシンプルな設定環境を提供しています。AWSのマネジメントコンソールを使用することで、直感的な操作ができるWebベースのユーザーインターフェースからAWSにアクセスすることができるため、誰でも簡単に使用することが可能です。
Amazon SNSの特徴6:メッセージの多様性
AWSのAmazon SNSを利用することで、さまざまなメッセージを通知することができます。
Amazon SNSはユーザーアクションをトリガーとしたメッセージ通知を実現します。商品の購入やアカウント情報の変更、コンテンツ更新の通知といったあらゆる用途で利用でき、イベントドリブンなメッセージ通知が行えます。
Amazon SNSの特徴7:メッセージの暗号化
AWSのAmazon SNSを利用することでメッセージの暗号化を行うことができます。
データの漏洩のリスクを軽減するためには、データ保存時に暗号化を使用し、メッセージを保存する場所と異なる場所に保存されているキーを使ってメッセージを暗号化する必要があります。
Amazon SNSではサーバー側でデータを保存する際にメッセージレベルで暗号化し、アクセスすると復号する仕組みを実装できます。
Amazon SNSの特徴8:大量のメッセージ送信
AWSのAmazon SNSを利用することで、多くのユーザーに直接メッセージを送信することができます。
Amazon SNSでは200以上の国へ向けてSNSテキストメッセージやiOSやAndroidなどのプラットフォームへのプッシュ通知、電子メールを使用したメッセージや通知などを直接ユーザーに送信できます。
Amazon SNSの特徴9:いつでもメッセージができる
AWSのAmazon SNSを利用することで、いつでもメッセージを送信できます。
クロスアベイラビリティーゾーンのメッセージストレージを使用することで、高い耐久性のあるメッセージを実現します。
パブリッシュされたメッセージは複数のサーバーやデータセンターで保存され、サブスクライブされたエンドポイントが利用できない場合はメッセージ配信再試行ポリシーが実行されます。
AWSのAmazon SNSの注意点
Amazon SNSにはいくつかの注意点があります。
ここまでご紹介したとおり、Amazon SNSは非常に便利なサービスです。しかしAmazon SNSを利用する場合、注意点がある点も覚えておかなくてはいけません。
ここでは最後にAWSのAmazon SNSの注意点についてご紹介しますので、あらかじめ注意点を押さえておくようにしましょう。
決まった時間に送信ができない
Amazon SNSは指定した時刻に送信するような機能はありません。
一般的な、メールマガジンを送信できるような他のシステムの場合、毎週決まった日時に自動でメルマガを配信できるシステムも多いです。
つまり、登録している日時でスケジュール配信できる機能があるシステムも多いのですが、Amazon SNSの場合は決まった時間に自動で送信するような使い方はできません。
解析機能がない
Amazon SNSはマーケティングに用いるような解析機能はありません。
メールマーケティングに用いるシステムの場合、送信したメルマガの開封率を集計やA/Bテストなどの解析機能が搭載されているシステムも多いです。
しかしAmazon SNSにはそういった解析ツールはないため、マーケティング用のメール配信ツールとしてそのまま使うことはできません。
AWSのAmazon SNSについて理解を深めよう
AWSのAmazon SNSはユーザー側でサーバーを準備しなくても、アプリケーションからの通知を手軽に実現するサービスです。
ぜひこの記事でご紹介したAmazon SNSの概要やAmazon SNSの特徴9選、Amazon SNSの注意点などを参考に、AWSのAmazon SNSの利用を検討してみてはいかがでしょうか。