JavaScriptでのappendChildの扱い方とは？Fragmentを使用した複数要素の一括追加についても解説！

Javascript
プログラミング言語

公開日時: 2021-10-20 　更新日時: 2022-06-06

JavaScriptでのappendChildの扱い方とは？Fragmentを使用した複数要素の一括追加についても解説！

この記事でわかること

システム エンジニア: JavaScriptでのappendChildの使い方について教えてくれませんか。

プロジェクト マネージャー: わかりました。それでは、JavaScriptでのappendChildについてご紹介しましょう。

JavaScriptでのappendChildの使い方とは？

今回は、JavaScriptでのappendChildの使い方について説明します。
appendChildを使用すると、親要素のもつ子要素の最後の要素に追加できます。動的に要素を追加する場合などに使用されます。

JavaScriptでのappendChildの使い方に興味のある方はぜひご覧ください。

基本的な使い方

appendChildの基本的な使い方を紹介します。HTMLは以下のように記述します。

<ui id="parent">
  <li id="child1">child1</li>
  <li id="child2">child2</li>
  <li id="child3">child3</li>
</ui>

<li id="child1">child1</li>

<li id="child2">child2</li>

<li id="child3">child3</li>

</ui>

JavaScriptは以下のように記述します。

// 親要素の取得
var parent = document.getElementById('parent');

// 子要素を作成
var child = document.createElement('li');

// id要素とinnerText要素を設定
child.id = "appendChild1";
child.innerText = "appendChild1";

// 子要素を末尾に追加
parent.appendChild(child);

// 親要素の取得

var parent = document.getElementById('parent');

// 子要素を作成

var child = document.createElement('li');

// id要素とinnerText要素を設定

child.id = "appendChild1";

child.innerText = "appendChild1";

// 子要素を末尾に追加

parent.appendChild(child);

実行結果は以下のようになります。

See the Pen
appendChild1 by kskumd (@kskumd)
on CodePen.

getElementByIdで親要素を取得し、appendChildで親要素のもつ子要素の末尾に追加します。

複数要素の一括追加

appendChildで複数要素を一括追加する方法を紹介します。document.createDocumentFragment()を使用します。HTMLは以下のように記述します。

<ui id="parent">
  <li id="child1">child1</li>
  <li id="child2">child2</li>
  <li id="child3">child3</li>
</ui>

<li id="child1">child1</li>

<li id="child2">child2</li>

<li id="child3">child3</li>

</ui>

JavaScriptは以下のように記述します。

// fragmentの生成
var fragment = document.createDocumentFragment();

// 親要素の取得
var parent = document.getElementById('parent');

// 繰り返し処理
for ( var i = 1; i <= 5; i++ ) {
  // 子要素を作成
  var child = document.createElement('li');
  // id要素とinnerText要素を設定
  child.id = "appendChild" + i;
  child.innerText = "appendChild" + i;

  // fragmentに追加
  fragment.appendChild(child);
}

// fragmentを追加(要素の一括追加)
parent.appendChild(fragment);

// fragmentの生成

var fragment = document.createDocumentFragment();

// 親要素の取得

var parent = document.getElementById('parent');

// 繰り返し処理

for ( var i = 1; i <= 5; i++ ) {

// 子要素を作成

var child = document.createElement('li');

// id要素とinnerText要素を設定

child.id = "appendChild" + i;

child.innerText = "appendChild" + i;

// fragmentに追加

fragment.appendChild(child);

}

// fragmentを追加(要素の一括追加)

parent.appendChild(fragment);

実行結果は以下のようになります。

See the Pen
appendChild2 by kskumd (@kskumd)
on CodePen.

FragmentをappendChildすることで、要素の一括追加ができます。

ボタンイベントで要素追加

応用編として、ボタンイベントで要素追加を紹介します。HTMLは以下のように記述します。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
  <meta charset="utf-8"/>
  <!-- Bootstrap -->
  <link rel="stylesheet" href="https://stackpath.bootstrapcdn.com/bootstrap/4.3.1/css/bootstrap.min.css" integrity="sha384-ggOyR0iXCbMQv3Xipma34MD+dH/1fQ784/j6cY/iJTQUOhcWr7x9JvoRxT2MZw1T" crossorigin="anonymous">
  <title>appendChild sample</title>
</head>
<body>
  <button type="button" class="btn btn-primary" onclick="addChildCreate()">appendChild</button>

  <ui id="parent">
    <li id="child1">child1</li>
    <li id="child2">child2</li>
    <li id="child3">child3</li>
  </ui>
</body>
</html>

<!DOCTYPE html>

<html>

<head>

<title>appendChild sample</title>

</head>

<body>

<button type="button" class="btn btn-primary" onclick="addChildCreate()">appendChild</button>

<li id="child1">child1</li>

<li id="child2">child2</li>

<li id="child3">child3</li>

</ui>

</body>

</html>

JavaScriptは以下のように記述します。

// 親要素の取得
var parent = document.getElementById("parent");
var idx = 1;

// 子要素を追加する関数
function addChildCreate() {
  // 子要素を作成
  var child = document.createElement("li");
  // id要素とinnerText要素を設定
  child.id = "appendChild" + idx;
  child.innerText = "appendChild" + idx;

  // インデックスのインクリメント
  idx++;

  // 子要素の追加
  child = parent.appendChild(child);
}

// 親要素の取得

var parent = document.getElementById("parent");

var idx = 1;

// 子要素を追加する関数

function addChildCreate() {

// 子要素を作成

var child = document.createElement("li");

// id要素とinnerText要素を設定

child.id = "appendChild" + idx;

child.innerText = "appendChild" + idx;

// インデックスのインクリメント

idx++;

// 子要素の追加

child = parent.appendChild(child);

}

実行結果は以下のようになります。

See the Pen
appendChild3 by kskumd (@kskumd)
on CodePen.

「appendChild」ボタンをクリックするたびに、要素が追加されることが分かります。

先頭に要素追加

appendChildは、親要素のもつ子要素の末尾に要素を追加する関数でした。先頭に追加するには、insertBeforeを紹介します。HTMLは以下のように記述します。

<ui id="parent">
  <li id="child1">child1</li>
  <li id="child2">child2</li>
  <li id="child3">child3</li>
</ui>

<li id="child1">child1</li>

<li id="child2">child2</li>

<li id="child3">child3</li>

</ui>

JavaScriptは以下のように記述します。

// 親要素の取得
var parent = document.getElementById('parent');

// 子要素を作成
var child = document.createElement('li');
child.id = "insertBefore1";
child.innerText = "insertBefore1";

// 子要素を先頭に追加
parent.insertBefore(child, parent.firstElementChild);

// 親要素の取得

var parent = document.getElementById('parent');

// 子要素を作成

var child = document.createElement('li');

child.id = "insertBefore1";

child.innerText = "insertBefore1";

// 子要素を先頭に追加

parent.insertBefore(child, parent.firstElementChild);

実行結果は以下のようになります。

See the Pen
appendChild4 by kskumd (@kskumd)
on CodePen.

システム エンジニア: appendChildを使用すると複数要素の一括追加したり、ボタンイベントで要素追加したりできるのですね。

プロジェクト マネージャー: その通りです。Fragmentを使用すれば、複数要素を一括追加することもできますので、活用してください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。JavaScriptでのappendChildの使い方について説明しました。
appendChildを使用すると、親要素のもつ子要素の最後の要素に追加できます。Fragmentを使用すれば、複数要素を一括追加することもできます。

ぜひご自身でソースコードを書いて、理解を深めてください。

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JavaScriptでのappendChildの使い方とは？

基本的な使い方

複数要素の一括追加

ボタンイベントで要素追加

先頭に要素追加

まとめ

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